キッチュな工業地帯ザーンダム Zaandam

アムステルダムから電車で15分くらい。北ホラント州のザーンダムに着きます。
駅前に深緑や水色できれいにペイントされた建築物が小さな運河沿いに並び、まるでテーマパークに着いたような錯覚に陥ります。

これらの建築物は伝統的な家屋をモチーフにしています。「ちょっとやりすぎ」とは、ぽーる丼。うーん、わからないでもない。伝統を今風にアレンジするのは、やりすぎるとキッチュになるし、やらなさすぎると特徴がなくなります。さじ加減が難しいところです。

アムステルダムに近いザーンダムは黄金の17~18世紀、造船、製紙用の木材を扱う製材工業の街として栄えました。17世紀にはヨーロッパの造船の中心となり、で捕鯨も大切な産業でした。また、製粉の一大拠点でもあったそうです。

他のまちと比べ木造の家が多いのは木材業で栄えた街だからでしょうか。家の三角屋根、緑と白い縁取りはここザーン地区の伝統なんだそうです。

自転車で30分も走ると、観光スポットのザーンセ・スカンスに着きます。この一帯には600基以上の風車があったのだとか。1960年代、ザーン地区に残っていた風車や家屋、納屋などをここに運んで保存地区として整備したそうです。

観光地の宿命として整いすぎな感じがしないでもないですが、ザーンセ・スカンスを少し離れてザーン川沿いを行くと、かつての精米所や倉庫だった建物が並んでいて、工業地帯として栄えただろうザーン地区の歴史に触れることができます。

 

風車の国オランダを満喫できるのは間違いありません。

 

2015-03-28 | Posted in Zaandam, まち, 北ホラント州No Comments » 

関連記事

error: Content is protected !!