ワッデン海の沖を歩く! 

テッセル島の東岸にEcomare(エコマーレ)という施設があります。テッセル島およびワッデン諸島の自然が学べる施設で、博物館や水族館なども併設されています。サイクリングのみならず、砂丘歩き、干潟観察など、島中で自然観察のアクティビティがあり、ツアーも用意されているので、エコマーレでテッセル島の自然を知るがてら、ツアー内容を色々と調べてるといいでしょう。予約をすることもできます。

さて、ワッデン海といえばワッドローペン(泥歩き)が有名です。干潮も時刻に合わせてズブズブ、時には下半身海につかりながら海を歩くアクティビティです。本格的なワッドローペンは次の機会にゆずり、我々は「ワッデン海の沖を歩こう!アザラシにも会えるよツアー」(勝手に命名)に参加することにしました。

島の西側のアウデスヒルト(Oudeschild)にある港から出航です。夏だったので、港には個人所有と思われる船やヨットが行き来しています。

「着きましたよ~」とアナウンス。船に乗って40~50分はたっていたので、かなり沖合なはず。なのに船からおろされたのは錨ではなく、ハシゴ。

 

そよそよと波が打ち寄せる海岸、じゃない沖合い。海底(?)に足を踏み入れると、混じりけのない細かな砂がひんやりと心地よいです。

それにしても不思議な風景です。右見ても、左見ても、正面も、後ろを振り返っても水平線。その水平線を船から見下ろしたり、島から眺めているのではなく、水平線と同じ高さで眺めている。

船に用意された網やバケツで波をすくうと、小さなエビとか、クラゲがひっかかります。自然観察員が一緒に下船しているので、いろいろと説明を聞くことができます(といってもオランダ語)。

3時間のこのツアーは行きと帰りにアザラシの生息地に寄ってくれます。もちろん遠巻きに眺めるだけですが。

 

ワッデン海はオランダ語でWaddenzee。Wadは干潟という意味でもあります。つまり、ワッデン海全体が巨大な干潟なのです。そこにはアザラシが住み、魚介類が生息し、それを狙って野鳥がやってきて、渡り鳥が羽を休め。日本の岩礁地帯とはまた違った穏やかで豊かな生態系がありました。

 

 

 

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