家庭料理  Thuiskoken

伝統的なオランダ料理には何があるの? この質問をオランダ人にぶつけると、十中八九、考えこまれてしまいます。「うーん、うーん」「……インドネシア料理?」と言いだす人もいる始末。なかなか見えにくいオランダの伝統料理ですが、家庭のキッチンをのぞくと……、ありました! レストランで供される料理は、シェフ創作もありますが、マカオにおけるアフリカンチキンのように家庭で作られてきた料理が洗練されていってレストランメニューとなるという経緯をたどるものもあります。オランダでは、家庭料理がレストランの定番メニューまで至らなかったようで、それはオランダ人が「内なる発見」ができなかったのか、発展しようもない料理だったのか。確かにここで紹介する料理も、イモ、肉の煮こみ料理とひとくくりにもできる感じで、すごくおいしい!というより、寒い冬、家族と食卓を囲んで心も体もホカホカと、心情がからんだ料理として捉えたほうが「らしさ」が出るように思います。

 

●ヒュッツポット Hutspot
粗切りした冬にんじんをマッシュしたイモにまぜ、煮こんだ牛の肩バラ肉と肉からでたソースといただく冬の料理。ライデンでは10月3日に、スペイン軍による包囲(1573~1574年)からの解放を祝います(Leiden ontzetと言います)。その時、ハーリングとともにヒュッツポットを食べます。スペイン軍に陥落しないようライデンを必至に守った守備軍がヒュッツポットで飢えをしのいだというお話からくるそうです。

●ミートボール Gehakt Ballen
ぽーる丼が晩ごはんを作ってくれると、かなりの頻度でミートボールがでてきます。よっぽど好きなんだな…と思っていたのですが、オランダにきて分かりました。彼の好みではなく、他の家庭にお呼ばれした時、デリでもミートボールが出てくる/あるのです。ミートボールはオランダの家庭料理だったのですね。何回か食べた感想は……。丸型ハンバーグです。

 

2016-02-22 | Posted in Thuiskoken, オランダ料理No Comments » 

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