地元愛のシーフード Simonis -スケベニンゲン-

港の近くにおいしいお寿司屋さんがある日本よろしく、漁港とビーチのまちスケベニンゲンにもおいしいシーフードを食べさせる店があります。シモニスというお店です。スケベニンゲンに3軒、ハーグに2軒お店があり、ハーグ近辺ではシモニス=味、鮮度ともにお墨付きという図式ができあがっています。スーパーの魚介類は本当に悲惨ですから、鮮度のよいシーフードを食べたい時、ハーグの人々はシモニスに行くか、シモニスで買うか(売り場とレストランが併設されている店もある)します。

私が好きなのは、スケベニンゲンのデ・ピア近くにあるSimonis Op de boulevard。本格的なレストランというより、出店っぽい感じで、すべて発砲スチロールのお皿で出されるので、店の前に並ぶテーブルで食べてもよし、ビーチにもっていって食べてもよしという気軽さが好きです。

ショーケースには小エビのパン、サーモンパンなど、とりどりのシーフードパンが並んでいます。フライ&チップスもおいしいです。フライ&チップスのフィッシュは、カバリャウ(タラ)、キベリング(タラのほほ肉。現在は白身魚のフライ)、サーモン、エビなど色々。カバリャウはビーチサンダルの大きさです。レジ横に見本が並んでいます。ショーケース越しに注文すると番号が書かれた紙をくれるので、その番号を呼ばれるのを待ちます。オランダ語初心者には緊張が走るひと時です。番号が呼ばれたら、お金を払って品物を受け取ります。受け取る際、「カモメには気をつけな~」とお店の人。そう、ここオランダでは、食べ物を狙うのはトンビではなく、カモメなのです。

ここのキベリングは未だにタラのほほ肉を使っているのかどうか定かではありませんが、肉に弾力がありました。お約束のマヨとウィスキーソースで食べます。

シモニスはお魚好きなシモニスさん一家によって経営されています。アルバートじいちゃんが1880年、ハーグにカフェと燻製室を開き、1935年に息子がじいちゃん両親と一緒にマルクトホフにショップをオープン。1980年にスケベニンゲンのハーバーに店をオープンさせてから知名度がじわじわと上がってきて、2011年と2015年には、ADハリングテスト(初荷生ニシンのおいしさテスト)で賞に輝きます。現在で4代目だそうです。

2015年には、スケベニンゲンのビーチから少し離れたヨットハーバーにCatch by Simonisという高級海鮮レストランもオープン。シモニスの快進撃はとまりそうにありません。

2016-01-07 | Posted in Simonis, すきなお店No Comments » 

関連記事

error: Content is protected !!