夏だ!ビーチだ! スケベニンゲンだ!    Scheveningen

真っ青な空が広がる夏の日。ハーグの中心街は昼間なのにシーンとしています。友人が経営しているお店もセール中にかかわらず、がらーんとしています。「今日は天気がいいからねぇ。仕方ないよ」と首をふりふり。みんな、どこに行っているんだ? 答えはハーグからトラムで15分ほど、北海に面したビーチ「スケベニンゲン」です。

スケベニンゲン。最初に聞いた時は冗談かと思いましたが、普通に地名です(ヌードビーチもあります)。カタカナ表記としては、スフゥェヴェニンゲンが近いのですが、ここはスケベニンゲンでいかせていただきます。保養地としての歴史は古く、シンボルのクアハウスは1884~1885年に建設されました。一時は取り壊しの危機にもあいましたが、歴史的建造物として登録され、改装の末1979年にホテルとして新たにオープンしました。宿泊しなくてもハイティーなどで、高級保養地として栄えた往時をしのんでもいいかもしれません。

スケベニンゲンの楽しみ方。
1)ブルバードをうろうろする。ビーチに沿ってブルバードが整備されています。ベンチもあるしお店も並んでいるので、海風に吹かれながらそぞろ歩きを楽しむ人たちを観察する。ナンパを試みる若者、はしゃぐ親子、言葉はもはやいらない老夫婦、疲れたカップル、海には縁がなさそうな眼鏡姿のアジア人留学生(自分もそうか)など、それぞれの人生劇場のチラ見を楽しめます。

2)ピアに行く。ピアとはビーチから北海の沖に突き出た桟橋施設です。この建物が前衛的でクラシックな趣のクアハウスと一緒にスケベニンゲンを一大リゾート地として盛り上げたわけですが、実はここ数年、けっこう悲惨な状況になっていました。お店は撤退してガラガラで、取り壊す勇気もなければ過去の栄光を取り戻す術もわからず。放置が数年続いていたのですが、ついに2015年「デ・ピア」として一部オープン、2016年にフルオープンとなりました。桟橋からビーチが一望できるし、バンジージャンプは試せるし、スケベニンゲンの目玉施設としてがんばってほしいです。


3)食べる。ビーチなのだからやっぱりシーフード。シーフードといえばスケベニンゲンの人気店シモニスSimonisがおすすめです。あるいは、ビーチ沿いにずらずらーっと並ぶ海の家ならぬビーチハウスへ。ビーチハウスは4~10月にビーチに建ついわゆる海の家。屋根があって、ござを敷いた床があって、のびたラーメンを食べながら、母さん海で遊ぶ子供をけだるく待つといった日本風海の家ではありません。普通におしゃれなレストランです。街中のレストランとの違いは砂浜の上にのっかっているか否かだけです。とはいえ街中のテラス席とは開放感が段違い。夜はクラブ化するビーチハウスもあります。

ビーチハウスもいらん、ブルバードもいらん、とにかく海じゃ!という人は、ビーチでパラソルを借りて日光浴を楽しみましょう。ちなみに、北海はめっちゃ冷たいです。5分も海に入っていたら凍ります。

子供用の施設もあります。

日本で言うところの湘南の華やかさがあり、賑やかすぎて敬遠する人もいますが、オランダでの典型的な夏の過ごし方@ビーチを体験するにはもってこいの場所だと思います。

おまけ。夏の夜に国別国際花火大会が行われます。2015年の優勝国はスペイン。ダイナミックで華やかでした。

2016-01-07 | Posted in Scheveningen, まち, 南ホラント州No Comments » 

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