神の家のオーガニック Monastic store -Den Haag-

家からハーグの中心街に行く時、Oude Molstraatという路地を通ります。朝食&ランチが人気のカフェやシックなPaleis Hotelがあったりと、小路ながら賑やかなストリートです。その通りでグレーの修道服を着た修道士を見かけることがあります。爽やかなグレーを身にまとい、中世の雰囲気の小路を颯爽と歩く中世風情の修道士。街並みになじんでいるようで、彼らのまわりだけはどこかしら違う空気が漂っています。どこの修道院の人達なのかなぁとつねづね思っていたのですが、モニュメントデーで判明しました。

De familie van Sint Jan(The Community of St. John)というカソリック系のキリスト教でした。1975年、ドミニコ会士、Marie-Dominique Philippe神父によって創立され、グレー色のチュニック、腰からロザリーをさげた信者は「small greys」と呼ばれるそう。小さき灰色の者たち、みたいな感じですかね。

中に入ってみると…。びっくり。なんとオーガニックショップだったのです。

明らかな店名は見つかりませんでしたが、インターネットで見るとMonastic storeというようです。店員はグレーの修道服のブラザー。信仰と縁のない生活を送っている私には、販売員が修道士というのは信仰と商売が直接すぎて尻込みしかけましたが、彼らがつくったハーグの地ビールをはじめハチミツ、チョコレート、キャンディー、ソープやアロマオイルやスプレーなどが並ぶ店内は、単純にステキなオーガニックショップであり、暖かい雰囲気が漂っていました。応対してくれるブラザーたちは、多少ぎこちなく、ちょっとはにかみながら商品説明をしてくれます。

存在自体が騒がしいと評判のオランダ人(私感ではないですよ!大人しめなベルギー人と比べて…とよく言われるそうで)ですが、ブラザーたちは静か。日々宗教のことを考えて生活していくと自然とそのような雰囲気になるのでしょうか。とはいえ近寄りがたい雰囲気ではなく、心が外に向かっている感じは、さすがオランダ人でしょうか。

「今日はモニュメントデーだし、2階も見ていったら?」

2階? ショップは上階にもあるの?? 促されるままに、他の人に混じって2階へ。

なんと礼拝堂でした。

「こんな礼拝堂がここにあったなんて…」。人生のほとんどをハーグで過ごしているぽーる丼も口あんぐり。

通行人の多い中心街にありながら、人に知られることなくひっそりとした礼拝堂。ブラザーたちは毎日、ここで祈りを捧げているのでしょうか。

私はローズ水のスプレーを買いました。ローズの香りが控えめでいい感じです。ショップは水曜~土曜日14:00~18:00だけオープン。静かなショッピングを楽しみたくなったら行ってみようと思います。

 

 

 

 

2016-03-11 | Posted in Monastic store, すきなお店No Comments » 

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