みんなのフリーマーケット

フリーマーケットはオランダ語でVlooienmarkt。Rommelmarktとも呼ばれています。

「みんなのマーケット」に含めずにフリーマーケット単独で紹介するのは、オランダにおいてフリーマーケットは別格だからです。フランスのようにおしゃれなアンティークが見つかるからではなく、セカンドハンドの地位が高いのです。

観察するに、オランダ人は「新品」にあまり価値をおかないようです。使えれば、気に入ればセカンドハンドでも一向に構わないようで、実際、オランダの家にあるランプは、ぽーる丼の義理のお兄さんのお父さんが道端でゲット→お兄さんがしばらく使う→ぽーる丼譲り受けるという経緯を辿っています。

家にある長テーブルもフリーマーケット、私が使っている机は道端でゲット、庭のベンチも道端でゲット、フロントリビングルームにあるテーブルは友人から譲り受けと、お店で買ったもののほうが少ないくらいです。友人の家のダイニングテーブルは、ヒビが入って使えなくなった大きなガラスドアを加工したものでした。買った方が運んでくれるし楽じゃないかと思うのですが、大きくて重いモノを家に運びこむ労力をいとわないようで、その情熱には頭が下がります。

いらなくなった家具を道にだすと、通りかかる人が興味深けに眺め、数時間後には消えてなくなっている、ということもよくあります。「モノを大切に使いましょう」という道徳心というより、「使えるなら使ったほうがいいやん。もったいないし」という合理的な考えがセカンドハンドを下支えしているのだと思います。

フリーマーケットはカーブーツ系、広場系、講堂のようなホール系とさまざまです。家庭によってさまざまだと思いますが、ぽーる丼のファミリーでは「フリーマーケットに行く」が遠出の行事としてしっかり組み込まれているようです。

 

フリーマーケット最大の祭典は、なんといっても4月末(26日か27日)の国王の日です。国を挙げての行事で、その日は国全体がオレンジ色に染まります。その日に限って、だれもがフリーマーケットを通りで自由に開くことができます。国土全体、国民全参加のフリーマーケット。すごいです。一度、デルフトでその日に出くわしましたが(その当時は女王の日)、誰もがどこかにオレンジを身につけ、通りにところせましと開かれているフリーマーケットをぶらぶらと見て回ったり、自分のおもちゃをシートに広げた子どもがいっぱしの態度で値段交渉をしていたり、若者はボートで大騒ぎしていたりと、めいめいがめちゃくちゃ楽しんでいました。

掘り出し物を真剣にゲットしたい人は、教会が開くフリーマーケットが狙い目だとか。フリーマーケットの売上は教会の修復や慈善事業に使われるので、人々が持ち込む品物も、教会の売上に貢献するためにちょっと高価だったり、貴重だったりするそうです。

 

 

 

天気のよい週末、オランダのどこかでフリーマーケットが開かれているはずです。

 

News
オランダ全土のフリマカレンダーの情報をアップしました!こちらをクリック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関連記事

error: Content is protected !!