どこでもドア

オランダで何が楽しいって、自転車に乗ることです。普段は自転車乗りじゃないんですが、オランダに着くと途端にサイクリストに変身します。10kmは赤子の距離です。道が平坦なので、いつまでも、どこへでも漕げていけます。

特別な自転車が必要なわけではありません。ママチャリでも十分。実際、自分が乗っているのもボロい折りたたみ式自転車です。自転車がすごいわけではなく、自転車のインフラがすごいのです。

例えば鉄道に乗って他の街に行くとしましょう。家からコギコギ、つるーっと駅に入り、自転車ごと車両に乗り込み、目的の駅で降りてお目当ての場所まで再びコギコギ。バスに乗ったり、時間を気にしたりする必要がないのです。泊りがけなら、あちこち見て回れます。この自由度、小回りのよさ、一回知ると病みつきになります。

 

自転車にやさしい鉄道    自転車にやさしい交通ルール  自転車にやさしい地図

 

自転車にやさしい鉄道
列車が駅にすべりこんだら、自転車マークのある車両を探しましょう。日本の駅のようにプラットフォームに各車両の停車位置が記してあるなんてことはありません。たいがい自転車マークの車両めがけてダッシュすることになります。車両では折りたたみ式の自転車はたたみます。たためないタイプの自転車は特別料金を支払います(つまり折りたたみ式自転車は無料)。自転車マークの車両では、ヒトより自転車がえらい。自転車で席がふさがれていても誰も文句はいいません。でっかい自転車が乗り込んでくると、今まで座っていた人も、大人しく席をゆずります。

 

自転車にやさしい交通ルール
道路も車用、自転車用、歩行者用と、くっきりはっきり分かれています。間違って自転車道を歩こうものなら、すぐさま「どいてどいて!」と怒鳴られます。自転車道は自転車だけの聖域なのです。自転車専用の信号機もあります。右側通行です。車に乗らないので左折ルールが今ひとつ分かりません。分からない時は自転車を降りて歩行人化することにしています。右折する時は右腕を、左折する時は左腕を横にのばして合図を送ります。小さい頃から自転車の練習をはじめるそうですが、片手乗りができたら「もう大丈夫だね」と、一人前の自転車乗りとして認められるうです。


自転車にやさしい地図
オランダ全土にfiesten padという自転車道マップが整備されています。単にAからB地点へ行くためのマップではなく、風光明媚な場所が走れるように案内してくれています。

 

 

オランダでは自転車は、どこでもドアなのであります。

 

2015-03-17 | Posted in どこでもドア, 自転車!No Comments » 

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