オランダミシュラン? AD紙フリットテスト

オランダ全国大衆紙であるAD紙では、本日、オランダ全国イモコンテスト、Friettest 2017を公表しました。

この新聞社では、オランダを代表する食べ物のコンテストを年に1回開催します。オランダを代表する食べ物。それは、イモ、生ニシン、揚げドーナツです。

イモはオランダ語でパタット(patat)あるいはフリット(friet)、生ニシンはハーリング(haring)、揚げドーナツはオリボーレン(oliebollen)といいます。イモは年中ありますが、ハーリングは6月中旬に初荷があり、オリボーレンは年末だけに出回ります。旬の食べ物なんですね。

一般的には食に淡泊といわれるオランダ人で、マジョリティはだいたいそうなのですが、フリット、ハーリング、オリボーレンに関してはちょっと事情が違います。Hollandse nieuweという名で売られるハーリングは、季節になると「今年はやわらかい」だの「あっちの屋台のほうがおいしかった」だの批評しあい、オリボーレンは月餅ほどではないですが、季節のご挨拶お菓子にもなります。オランダ人の生活に結びついたソウルフードなんですね。

そして、イモです。1位最優秀店から137位の最低店まで一気に紹介しています。2017年1位に輝いたのは、ズウォレ(Zwolle)にあるSwolsch friethuysです。Bekijk detailをクリックするとイモの種類、重量、値段、100g単位の値段、ソースの値段、揚げ油の種類、揚げ時間、容器の種類の詳細情報が現れます。

コメントをざっくり訳しますと、

”すばらしい”。この一言に尽きる。他のどのイモもここまでのおいしさは表現できない。外側はカリカリで中はホックリ。ジャカイモの味わいも深い。1位、おめでとう!

絶賛されていますね。ページの末尾にオランダのイモ地図も掲載されています。ポテトケースが「すばらしい」「よい」「並」「まあまあ」「まずい」の評価で色づけされています。「まずい」の評価を受けた店、青ざめているのではないでしょうか。

オランダにおけるミシュラン、フリッツコンテスト。たかがポテトフライとあなどるなかれ。

2017-04-22 | Posted in おいしいものNo Comments » 

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